どんな座幅タイプの車椅子が一番人気が高いかを解説!
座幅は一人一人の体にフィットした安全性の高いものを選ぼう
車椅子は使う人の身体に合ったものを選ぶことが大切です。使う人にとって足の代わりになる車椅子は、大きすぎても小さすぎても使いづらいだけでなく、姿勢が安定しないためケガにつながる恐れがあります。自走式車椅子の場合は、座面の幅が広いと車椅子を操作するハンドリムに手が届きにくくなるため注意が必要です。
具体的には、座幅は「おしりの幅+4〜5cm」、おしりの横で手のひらが両方入るくらいのゆとりがあるものが良いとされています。
座面を調整できる車椅子は人気が高い
座面は、車椅子を手で漕ぐ場合、腕を下ろしたときに手の先が車軸につく高さが良いとされています。足で漕ぐ場合は、「膝から下の長さ+5cm」の高さが、立ち上がりやすく、座りやすいでしょう。具体的には、座って膝を直角に曲げたときに、足の裏が床にしっかりとつく高さが目安です。
車椅子を使っている間に、使う人の体型や身体の状況が変わることがあります。そのため、座面の高さを調整できるモジュール車椅子を選ぶのもひとつの方法です。
体型の大きな方におすすめの車椅子の特徴
身体の大きな人におすすめなのは、通常の車椅子より座幅が広いタイプのものです。座幅が広いものなら、しっかり安定して座れます。車椅子は持ち運びしやすい軽量タイプが人気ですが、軽量タイプの中には耐荷重設定が小さいものもあります。耐荷重を超えて使うと車椅子の破損や故障の原因になりますので、身体の大きな人は耐荷重設定が100kg以上あるものを選びましょう。
また、漕ぎやすく、段差を乗り越えやすい車輪が大きいタイプなら、ストレスなく移動することができます。